Linux (RHEL / CentOS 8系) で ISO ファイルをマウント

Linux (RHEL / CentOS 8系) で、ISO ファイルをマウントする手順です。

本記事では、一時的にマウントする手順と自動マウントする設定手順を記載します。
なお、手順は MIRACLE LINUX 8.4 で確認しています。

一時的なマウント

一時的にマウントする手順です。OS を再起動すると、マウントは解除されます。

(1) マウント先のディレクトリを作成します。

mkdir /media/dvdiso

(2) 次のコマンドで、ISO ファイルをマウントします。

※ isoファイルが /home/infraya に置かれているものとします。

mount -o loop -t iso9660 /home/infraya/sample.iso /media/dvdiso

以上で、ISO を一時的にマウントする手順は完了です。

マウント済みの ISO をアンマウントする場合は、次のコマンドを実行します。

umount /media/dvdiso

自動マウント

上の手順では、OS 再起動時にマウントは解除されます。OS 起動時に自動マウントする場合は、次の手順となります。

(1) マウント先のディレクトリを作成します。

mkdir /media/dvdiso

(2) fstab を編集します。

vi /etc/fstab

fstab の最後の行に、次の内容を追記します。
※ iso ファイルが /home/infraya に置かれているものとします。

/home/infraya/sample.iso /media/dvdiso iso9660 loop,ro,auto,nofail 0 0

(2) fstab の内容を反映させます。

mount -a

以上で、ISO を自動マウントする設定は完了です。